柿本量平と共に戦った馬たち②勝利馬編

柿本量平

このページでは、柿本量平騎手と共に戦った馬たちをご紹介します。

エイシンドラーゴ(牡)

生年月日:2021/2/20(現役)

父:エイシンヒカリ 母:エーシンカリーナ(母父:アグネスデジタル)

所属:門別→園田→笠松

通算成績:25戦5勝(2025年7月終了現在)

柿本騎乗時の成績:【1-2-0-1】

何を隠そう、柿本に10年ぶりの勝利と笠松初勝利をもたらしたのがこの馬。柿本量平の名前と共に、この馬の名前も一気に知れ渡ることになったと言っても良いでしょう。

2023年に門別でデビューした際は、フレッシュチャレンジで1番人気に支持されるほどの素質馬でした。2戦目で園田に転入し初勝利を挙げますが、その後は今一つの成績で笠松へ。安定した成績を残してC級からB級にジャンプアップします。

そして2025年3月24日、柿本との初タッグ。2番手からスムーズに進めますが、マイペースで逃げた前の馬を捕まえきれず2着。それでも、2ヶ月ぶりの実戦でこの内容は、次走に大きな期待を抱かせるものでした。

迎えた4月4日、2戦目。最内枠を引き当て、マイペース逃げも有望。キングリホリホ以来10年ぶりの1番人気。大きな重圧と期待と不安を背負い、柿本とエイシンドラーゴはなんとかスタートを決めてハナへ。そのまま絶妙なペースで引っ張ると、直線も逃げ脚は衰えず、2馬身差を付けて鮮やかに逃げ切りました。ゴールの瞬間は競馬場に大きな歓声と拍手が響いたのが、画面越しにも伝わっていました。

その後は2戦して6着・2着としたところで期間限定騎乗が終了。エイシンドラーゴ自体はまだ笠松で現役を続行しています。

ツインレイ(牝)

生年月日:2019/3/1(現役)

父:アジアエクスプレス 母:セイントリープレア(母父:ダンシングブレーヴ)

所属:JRA→船橋→岩手→笠松

通算成績:60戦5勝(2025年7月終了現在)

柿本騎乗時の成績:【1-0-0-2】

歓喜の瞬間からわずか12日後、今度は驚愕の走りを見せたのがこの馬です。

中央でデビューし3戦未勝利の成績で船橋→岩手へ。岩手では2勝を挙げB2まで出世しますが、2023年の秋に笠松に活路を求めます。ここでもB級下位で堅実に走り2勝を挙げていました。

柿本との初コンビは2025年2月18日。この時はB1への昇級戦でさすがに相手が強く大敗しますが、その後は自己条件で5・2・6着とそこそこの成績を収めます。

そして4月16日。条件は前走と変わらずB5でしたが、前走B1やB2で好走した馬もおり相手関係は厳しいレースに。単勝107.3倍の最低人気という評価を受けます。

しかしレースでは好位の外をスムーズに追走し、勝負どころも抜群の手応えで前へ。そのまま団子状態の馬群をねじ伏せると、最後は3/4馬身抜け出して1着ゴール。単勝10,730円、馬単102,950円、3連単862,180円の超大波乱を呼び寄せました。もちろんこの配当は、柿本勝利時の最高配当記録です。

以上、柿本量平騎手とのコンビで勝利を挙げた5頭の馬の紹介でした。次回はこれ以外にコンビを組んだ、個性豊かな馬たちを紹介します。

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