柿本データ集②です。
④単勝倍率別騎乗回数・成績

年別の単勝倍率別騎乗回数はこちら。単勝1倍台の馬に騎乗したのは、817戦中5回あります。
内3回は高知のラッキーバニヤン、あとは佐賀のキングリホリホと笠松のエイシンドラーゴです。なお成績は5戦3勝。
1桁台の馬にもそこそこ乗っていますよ。817戦中33回。とはいえ、大半は高知・佐賀・笠松ですが…。
南関東に限ると、1桁台の騎乗は9回で、その内1回がメガボルケーノでの勝利。しかし通算成績は【1-2-0-6】とイマイチです。
そしてやはりというべきか、単勝100倍台以上の騎乗が817戦中493回と、半分以上を占めております。馬券絡みは4回あり、その内の1回が今年の笠松のツインレイです。

そして、倍率別の成績ヒートマップがこちら(青→水→緑→黄→橙→赤の順に多くなる)。もはや何も言うまいという感じです。
⑤馬番別成績

次は馬番別成績。
実は、ここまでの6勝を全て違う馬番で達成しているのです。
馬名 | 勝利時馬番 |
ラッキーバニヤン | 6 |
ラッキーバニヤン | 3 |
メガボルケーノ | 4 |
キングリホリホ | 5 |
エイシンドラーゴ | 1 |
ツインレイ | 9 |
で、総合的に見て最も成績が良いのはツインレイの9番。勝率・連対率・単勝回収率・複勝回収率でトップ。複勝率も3位という安定感です。
内枠よりは中~外枠の方が若干成績が良いのは、スタートに不安を抱えているだけに出負けして包まれる内枠よりは、外枠の方がまだマシという理由なのでしょうか。
ちなみに15番枠で乗った1回は、2019年6月27日の大井6R。フランツジョセフ(15番人気)に騎乗し13着でした。
⑥厩舎別成績

5回以上騎乗したことのある厩舎での成績がこちら。赤が佐賀、青が高知、黄色が笠松の厩舎です。
南関東の騎乗数で突出しているのは、こちらも南関東で伝説となった宮下貴明厩舎。通算成績2936戦73勝、通算勝率2.5%という成績もさることながら、2012年11月2日の勝利を最後に、引退した2019年まで実に6年半勝利なしの1020連敗という金字塔を打ち立てた調教師です(この人だけでも1記事書けそうなので、時間があったら執筆しようと思います)。
2012年~2019年にかけてタッグを組み、イーグルウッド・ポップコーンドール・プリンセスルビ―・エイシンシルキーなど幾多の名コンビ(?)を輩出しました。
笠松では所属した藤田正治厩舎が147回とダントツ。藤田厩舎はこちらも出走数が笠松では群を抜いており、その分柿本にも騎乗がたくさん回ってきたということなのでしょう。
データ集②はここまで。次回に続きます。