柿本量平騎手データ集③

データ

柿本量平騎手データ集③です。

⑦競馬場別成績

競馬場別成績はこちら(連対率上位順)。

まず目を引くのは大井競馬場での複勝回収率ではないでしょうか。なんと驚異の450%(8回しか騎乗していないのはスルー)。

これは2019年12月27日の大井6R(1800m)・8頭立て8番人気(244.8倍)のホールドザボールで2着に入り、複勝3600円という高配当を叩き出したことによるものです。

レース映像↓

地方競馬ライブ

そこまで1年以上3着以内はおろか、掲示板も1回しかなかった馬が、柿本を乗せて4コーナーをほぼ馬なり・先頭で回ってくる姿は、まさに奇跡としか言えない姿でした。この一撃により、大井での複勝回収率がインフレを起こしているということです。

それ以外はまあ大体惨憺たる成績ですが、ツインレイのおかげで笠松の単勝回収率が71.1%とそこそこの数字を出しています。

⑧距離別成績

連対率上位順の距離別成績。ほとんどが1400m以下での騎乗となっており、特に1200(船橋)、1300(佐賀・高知)、1400(笠松・川崎・浦和・佐賀・高知)の3距離で全体の約3分の2を占めています。

ここでもやはり注目すべきは1800m戦の回収率。9回しか騎乗していないので、先程のホールドザボールの一撃で400%を記録してしまっています

また、勝ち星は1300m戦(高知2勝・佐賀1勝)と1400m戦(笠松2勝・浦和1勝)のみ。1400m戦はやはりツインレイのおかげで単勝回収率が比較的なマシな数字になっています。

⑨コース別成績

今度は詳細なコース別成績(連対率上位順)。しつこいようですが、大井1800mの成績はホールドザボールの効果です。

笠松800mも4回しか騎乗していませんが、複勝率自体は2025年1月21日笠松10Rでジーティーオウカに騎乗してあと一歩の2着に食い込んだこともあり、複勝回収率は実質トップです。

一方で、船橋1200mは193回騎乗して未勝利。着外が184回というどうにもならない成績です。ここより上の良績は大体が2ターンに集中しているだけに、スタートとそこからの加速が勝負の大部分を占める1ターンの競馬は、致命的に向いていないのかもしれません。

今回はここまで。次回をお楽しみに。

タイトルとURLをコピーしました