柿本量平騎手の2025年7月終了時点における勝利は、以下の6レースです。

記念すべき初勝利は、2011年10月22日の高知3R。単勝1.3倍のラッキーバニヤンによってもたらされました。ちなみに、これは高知での期間限定騎乗23戦目でした。
続く2勝目もラッキーバニヤンによるもの。11月6日の高知1Rで、この時は単勝1.0倍でした。柿本にもこんな時期があったのか()
しかし、12月31日の高知1Rで同馬による騎乗機会3連勝を狙いましたが、この時は単勝1.1倍で5着に敗退。上の勝利が高知最後の勝ち星となった一方で、当のラッキーバニヤンも年明け1月7日に1勝を挙げた3日後に謎の抹消を遂げ、ついに競馬場に戻ってくることはありませんでした。
その後南関東に戻り、3勝目は2013年3月19日の浦和9R。実父である故・柿本政男調教師の管理馬メガボルケーノで差し切り快勝。2025年現在、これが南関東最後の勝利となると共に、当時所属していた柿本政男師との唯一の勝利となりました。
そして4勝目は佐賀。2014年11月に期間限定騎乗を開始しましたが、この時もまあ勝てず連戦連敗。このまま全敗で佐賀を去るのかと思われましたが、期間限定騎乗最終日の2015年3月8日、5Rで単勝1.1倍のキングリホリホに騎乗し4馬身差の逃げ切り勝ち。93戦目にして何とか1勝をつかみ取りました。ちなみにこのキングリホリホは佐賀のC2級でここまで20勝を挙げていましたが、このレースを最後に引退。ラストランを柿本と共に飾ることになったのです。
ここからは説明不要、10年間の空白期間となります。実にこの間554連敗。2024年11月に笠松で期間限定騎乗を始めてからも、惜しいところまではいくレースもありましたが、なかなかあと一歩届かないまま時間は過ぎていきました。
しかしついにその日が。2025年4月4日・笠松4R。前走2番人気で2着と好走したエイシンドラーゴに騎乗し、堂々の1番人気に。最内枠からバランスを崩しながらポンと出てハナを奪うと、そのまま後続を寄せ付けず逃げ切り勝ち。10年ぶりの勝利、5勝目を手にしたのです。
さらにこの勢いに乗ってか、4月16日笠松5Rでは、3回目のタッグとなるツインレイに騎乗。過去2戦は苦戦しており単勝107.3倍の最低人気でしたが、好位追走から直線で混戦を抜け出し勝利。高知以来の同一競馬場2勝目、通算6勝目をぶち挙げたのです。
と、この6勝が柿本の全ての勝利となります。1つ1つをさらっていくだけでも、非常に濃厚なストーリーが凝縮されているとは思いませんか?そんなことはない?
今後も、柿本騎手が勝利を挙げ次第このページを更新してまいります。早く7勝目を挙げられますように!!